MTB基礎テクニック「ウィリー」にクロスバイクでチャレンジ
ブリット野口です。
『自宅待機で自転車のスキルアップにチャレンジ』
「反復練習でスキルアップ」
コロナ禍で自宅待機が増えた。インドアトレーニングでフィジカルを鍛える人も増えた。
反復練習で習得できるスタンディングやウィリーにチャレンジしてはどうだろうか?
※マウンテンバイクはサドルを低く設定でき、倒れた時に足を付きやすいので安全。今回はクロスバイクでチャレンジ。
<ウィリーがしやすいバイクセッティングへ変更>
①サドルを下げる。
②ギアを軽くする。(32-34)
③空気圧を下げる(2.5㎏/㎠)
④ブレーキレバーの位置を動かす。(1本指で操作できる位置)
<ウィリーの手順>
①ゆっくりした速度で進む。(止まるくらい)
②ハンドルを背中で引く。(マニュアルと同じ)
③逆足から漕いで利き足で上げる。
④後ろにひっくり返りそうななったら後ろブレーキをかける。
⑤前輪が落ち始めたらペダルを漕ぐ。
以下④⑤の繰り返し
<前輪を上げるポイント>
①ハンドルを引く前の予備動作を意識する(体を前に沈めて後ろに引く)
②逆足で漕ぎ上げる。
③ハンドルを引く力とペダルを漕いで進む力を組合せる。(動滑車の原理)
<ウィリーは距離より精度>
長く走ることより精度を上げることが大切。反復練習で身につける。
ウィリーができたら「ウィリー1本橋」にチャレンジしてみよう!
「ウィリー1本橋ができると走りに余裕が生まれる」
後輪だけでコーナリングができるとトレースするラインが変わり、スピードが落ちない。前輪を高く上げなくても、1㎝浮かせるだけでも効果はある。段差を乗り越える時に衝撃でバランスを崩しやすいので、抜重でバランスを保つ。見えない後輪のコントロールができると走りに余裕が生まれる。