梅雨のトレーニング

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ブリット野口です。
梅雨の期間はインドアトレーニングでベースアップに取り組み、パワートレーニングについて考える良い機会だ。インドアトレーニングに必要な機材は、サイコン、パワーメーター、ローラー台の3つ。私の機材は、ガーミン、パワータップ、3本ローラー。データ管理はガーミンコネクト。難しく考えずにパワートレーニングに挑戦して欲しい。仕組みや関係性を理解できると、速くなるはず。

<過去のパワープロファイルデータ>
05秒:普通⑭
01分:一般⑮
05分:まずまず⑩
20分:まずまず⑩
60分:まずまず⑩
※数字は①~⑮までの15段階の評価。パワープロファイルから判断。
疲労抵抗力とパワープロファイルの評価では、60分と90分が平均以下。5分と8分が平均以上。

私の過去のデータを見ると、練習コースや取り組んだメニューのデータが蓄積され、5分~10分のパワーが伸びたことがわかっている。

近年は追い込まずに年齢に応じたトレーニングを心掛けている。苦手克服の課題には取り組んでいない。MTBで楽しく遊ぶために「ジャンプ、バランス、テクニック」のスキルアップに取り組んでいる。

パワーだけではなくバランス感覚も磨く

「パワートレーニングは以下の順番で取り組んでいくと継続できる」(経験談)

➀データ取集、FTPを調べる
・トレーニング強度はFTPを基準に決定する
・パワーデータから現状を把握する

➁トレーニングレベルを決める
・FTP基準のトレーニングレベルを考える
・持続時間、ゾーンで考える

➂苦手分野と得意分野を調べる
・パワープロファイルから苦手分野、得意分野を調べる

④練習メニューを作成し、トレーニングを開始する
・目標のパワーレベルに応じた練習メニューを作成する
・練習を繰り返す(1年間)

⑤データの分析
・練習で蓄積したパワーデータを分析する
・月間、年間とデータが蓄積され、精度が高くなる

➅分析ツールを使う
・TSS、TSB、IF、NPなど専門用語を理解する
・ガーミン、ストラバ、トレーニングピークスなど、分析ツールを使う

⑦レースでパワーメーターを使う
・レースではベストのパワーが出るので最も参考になる
・自分の能力とぺーシングの関係性がわかる

⑧メニューを変更する
・蓄積されたデータを比較し、課題を見つける
・パワープロファイルと疲労抵抗力から苦手分野を見つける
・パワーと心拍数と主観的運動強度を組合わせ、運動強度を調整する

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