仕事を遊びにできるか?

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ブリット野口です。

「遊びの中で自分が何をすれば喜ぶか?」

現代社会において、雇用され、労働し、対価をもらうスタイルから、好きなことで価値を生み出すスタイルへ転換するには勇気がいる。

仕事を「遊び」にして一日中労働をするのではなく、小さい遊びと仕事を組合わせ、生活の中にたくさん詰め込んでいくと、豊かな人生になるのかもしれない。それは、労働、休息、余暇を切り分けせず、「ストレス」を減らしながら働き、生きていくこと。

「報酬とストレス」

スポーツや運動は、フレームの中で「問題、解決、報酬」という形をつくるゲーム的な遊びである。自転車トレーニングもゲーム的な遊びだ。「Zwift」という屋内サイクリングアプリを利用すれば、よりゲーム感覚でトレーニングができる。仕事も「問題・解決・報酬」の3つを回せば、遊びになる。

「自分にとっての報酬は何なのか?」

私自身の自転車遊びの報酬は、以下の通り。

・ギャンブル的な報酬(射幸心) → 競争で勝つこと
・コレクション的な報酬(収集欲) → 積み上げていく過程を見せること
・心地よさの報酬(体感欲) → 五感を使った満足感、爽快感

自分が喜び、社会を喜ばせるためには、自分の喜びを社会へ発信し、社会の喜びとマッチングすれば報酬にかわる。しかし、仕事を遊びにすることは、簡単なようで難しく、社会とマッチングすることは、さらに難しい。当店の悲惨な経営状況で考えると一目瞭然である。そもそも、私自身がそれほど自転車が好きではなく、気軽に楽しく遊べる道具だから使っていて、3つの報酬が適度に組み合わさり、繰り返され、なんとなく続いているだけなのだ。

<参考資料> 超AI時代の生存戦略 落合陽一

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