里山サイクリング備忘録

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ブリット野口です。

2019年9月8日に開催された多久市軽トラ市で担当した里山サイクリングの話です。

あいぱれっとに13台の自転車を準備した。

8月末の佐賀豪雨、開催前日の台風接近という悪い条件が重なり、開催が危ぶまれた軽トラ市。朝まで降っていた雨は上がり、予定通り開催された。

ボランティアガイドの説明に耳を傾ける。

午前は初心者に合わせたスピードで多久駅から多久聖廟へ向かう。私の拙いガイドから多久聖廟ではベテランガイドへスイッチし、多久の歴史を学んだ。

キックスタンドがあると駐車しやすい。

孔子が祀られた建物は彫刻が素晴らしく、説明されないと気づかないことが多々あった。その後、スローカフェへ向かうが、私の行程管理が甘く、ランチタイムと重なり、短時間の滞在となってしまった。

川岸の様子から豪雨の水位が想像できる。

椋の瀬橋を渡り、短い坂道を上り、撰分の集落へ向かう。開けた場所から行きに使った小道を眺め、四方を山に囲まれた多久の見取り図を各自思い描く。遅れを取り戻すために七面神社をパスして多久駅に戻った。所要時間は2時間30分。運動不足の初心者には少しハードだったかも?

坂道を上り、景色を眺めながら息を整える。

午後はスポーツバイク経験者が揃い、多久聖廟まで順調に進んだ。西渓公園の水琴窟が奏でる調べを聞いて、再びスローカフェへ。今回は時間があったので、ヤギと戯れる参加者を眺めながら、パイナップルソーダを頂く。

トライアルライダーはダニエルで、
一般人は自転車を担いで渡ってください。

道祖神元町の飛び石を案内して、撰分の坂道を上り、七面神社へ。ここには樹齢200年の楠がある。手入れが行き届いた境内を見れば、地域で大事にしていることがわかる。多久駅に戻り、里山サイクリングの全ての行程が終了した。

多久市在住の小川仁さんは
「この道は通ったことがない」と語った。

今回、使用した自転車はバイクイズライフのオリジナルバイク。この自転車は、元日本代表のMTBライダー山田大五朗氏が企画し、販売している。初心者でも扱いやすいことが特徴だ。里山を走ると砂利道や畦道に出会うので、安定感のある太めのタイヤは安心だ。MTBパーツで構成され、スポーツバイクユーザーにも評判が良かった。変速機の操作など、里山を走るレベルでは全く問題がなかった。

多久市観光課のサポート。
企画採用に感謝!

多久市では、このイベントで使用した自転車をレンタサイクルとして多久駅に設置する。観光客の移動手段だけではなく、アクティビティとして市民に利用してもらい、ローカルガイドの育成にも役立てたいと考えている。

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