自転車保険の見直し

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ブリット野口です。

自転車で事故を起こし、被害者から高額の損害賠償を請求される事例が増えている。自転車事故は運転する本人だけではなく、歩行者や自転車に衝突し、相手に怪我をさせることもある。自転車には自賠責保険のような強制加入で被害者を救済する制度がないので、子どもが事故を起こすと保護者が賠償責任を負うことになる。

《賠償責任保険で解決した事例》

①ロードバイクで走行中に曲がり角でママチャリと衝突した。
②ロードバイクで走行中にタイヤで踏んだ小石が飛んで自動車のドアに当たり傷がついた。
③MTBレースを観戦中に足場が崩れ、転がった石が選手のホイールに当たりカーボンリムが割れた。

《個人が補償した事例》

ロードバイクで車道を走行中に前方を歩く人に衝突し怪我をさせた。(賠償責任保険に未加入のため、個人が治療費、休業補償を負うことになった)

「自転車保険も見直しが必要」

自転車事故に限定した「自転車保険」や自転車に保険をかける「TSマーク」など、各団体によって内容が違うので、比較検討して欲しい。私のオススメは自動車保険に賠償責任補償特約を追加すること。メリットは更新を忘れるリスクが少ないこと。自動車を所有していない人は傷害保険や火災保険に追加できる。また、同居の家族に適用されたり、保険によって内容が違うので、重複していないか、見直しが必要だ。

契約のしおり

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