自転車はブルースだ
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ブリット野口です。
RCサクセションに出会ったのは1988年の中学生の頃だった。名曲をカバーしたアルバム「カバース」を聞いて、社会を批判する歌詞に衝撃を受けた。それがきっかけで原曲のジョン・レノンやボブ・ディランなど洋楽を聞くようになった。残念ながら、RCサクセションは1991年以降活動休止となり、それから忌野清志郎さんのソロアルバムやコラボレーション作品を聞くことになった。
忌野清志郎さんが自転車に乗り出した2000年頃、私はモーターサイクル三昧で、自転車に魅力を1mmも感じたことはなかった。
そして、2009年5月2日。忌野清志郎さん死去。訃報を知ったのは「ツール・ド・国東」の帰り道。自転車屋を開業して2年目の春だった。
元号が変わり、没後10年が経った2019年5月2日。久しぶりに本棚から「旅する清志郎。」を取り出した。店内には「茄子アンダルシアの夏」の映像を流し、パンク修理をしながら、自転車ショー歌に耳を傾けている。
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