労働を趣味へ変える
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ブリット野口です。
田舎では5月から10月まで草刈作業が続く。草を刈っても2週間で元に戻るエンドレスな作業だ。
「汗だくの単純作業は飽きるし、疲れて嫌だった」
15年ほど自宅の法面の草を刈っているが、草刈機に興味を持ったことはなく、ただ草を刈っているだけだった。パンプトラックを作ってから草刈の回数が増え、草刈機の機構やセッティングに興味を持ち始めた。農家、農機具店、草刈作業を業務とする人と話をすると、それぞれ好みがあって興味深かった。それから、チップソーなど、刃の切れ味を試したり、セッティングを繰り返しながら草刈作業を研究することになった。
肩掛ベルト式のストラップには、ずっと違和感を感じていて、ハンドル位置をいろいろ調整してきたが答えは出ないままだった。先日、四点式のストラップを見つけて試したら、すこぶる快適だった。このストラップに合わせたセッティングを考えてみたい。
「労働を趣味へ変えると楽しい」
新しい発見があると試してみたくなり、人に伝えたくなる。しかし、草刈機のことをわかる人が少ないので、ここに記している。
私の予想では5年以内に草刈機にもインターネットが接続され、スマホで管理できるようになる。バッテリー式だとIoTが簡単だ。そうなれば、様々なユーザーのデータが蓄積され、使いやすいものになるだろう。
「GPSとジャイロを組合わせたドローンで斜面の草刈も可能だ。いや、ルンバが最適かも?」と妄想しながら草刈作業をすれば、労働時間から趣味の世界へ変わり、今後の商売のヒントとなるのだった。※(1)
ちなみに、農家の人と話すネタに困ったら草刈機の話をすれば良い。刃の研ぎ方を聞けばいろいろ教えてくれるし、しばらく会話が続く。
※(1)岩手県の和同産業がルンバ型の草刈機を開発していました。 https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/101111577/?i_cid=nbpnxt_reco
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