七山カップの準備④
ブリット野口です。
開催準備に追われる七山カップ実行委員会は、天気の心配をしながら、最終チェックを進めている。過去の書類に目を通しながら、準備品リストを作成し、2年前の新聞記事を読み返している。
トライアル大会を開催することで、私自身が得たものを考えてみた。
「インプット→アウトプット→フィードバック」という考え方
・「価値」を伝えるために、分かりやすい仕組みを考えること
・「体験すること」が「新しい価値」の発見につながるということ
・ファンに愛され、ファンと一緒に共創していくビジョンを考えること
また、メディアへ発信することも大切な作業である。2017年は市役所の記者クラブで会見をしたことで、七山カップの新聞掲載に繋がった。
今年の事前申込は40名。前回より微増、理想的なクラス比率になっている。自転車の基礎である「バランス感覚」を学べるトライアル。毎年、参加してくれる子供たちが、順調にクラスをステップアップしていくことが、密かな喜びでもある。そして、モーターサイクルのトライアルに転向したり、他の競技で活躍したり、七山カップが人材育成の場として役に立てば幸いである。
私のルーツである「トライアル」が、親子、家族で楽しめるスポーツとして身近な存在になる日を信じて、仲間と共に大会を開催している。