やめる理由が見つからない
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ブリット野口です。
梅雨入り目前。トレイルに虫や蛇が出てきた。しばらく山とお別れ。
6月16日のダウンヒルシリーズ#1でレース前半戦が終了し、7~9月はロードバイクでいつものコースを走る。そして、雨が降ればいつものローラートレーニング。同じことの繰り返しに、そろそろ飽きがきている。冷静に続ける理由を考えてみた。
そもそも何のためにやるのか?
はじめた理由はトレーニング機材の好奇心だった。3本ローラーはペダリングのスキルアップに効果があり、パワーメーターはトレーニングの質を上げることができた。練習環境が整い、インドアがベーストレーニングとなった。天気に左右されず、パンクや落車のリスクが少なく、短時間で効率の良いインドアトレーニングをやめる理由が見つからないのだ。
視点を変え俯瞰で考える
最近、付き合いの長い自転車愛好家がギターを始めた。3本ローラーでペダリングの練習を続けたことで脚を思い通りに動かせるようになったので、次は指を思い通りに動かすためにギターの練習を始めたというのだ。新しいことに挑戦することは脳に刺激を与え、老化を防ぐ。己の身体をコントロールできるようになれば、また新しいことに挑戦できる。視点が変わり、変化を怖れなくなっていた。
本当の健康とは何なのか?
10年後、通信速度が速くなり、自動運転など、便利な世の中になっていく。しかし、全ての人がそれを平等に利用できるわけではない。人生100年時代を乗り切るためには、70代でも稼ぐ必要があり、健康でなければ働くことができない。自転車は健康とリンクしている。推進力そのものが自分の力であり、バランス感覚が鈍ると倒れてしまう。自転車で走る距離や時間は体力の指標になる。
私が考える本当の健康とは、健全な肉体に健全な精神が宿ること。このバランスが難しく「本当の健康」を探し求め、迷走を繰り返している。
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