100日ダイエット「第2回」52歳の再起動。足裏センサーとAIで挑む「19年目の身体調律」
Categorised in: NEWS, ダイエット, 自転車
ブリット野口です。
開業19年目の自転車店主が、最新AIと共に「100日間で5kg減量」に挑むダイエット記録。
100日ダイエット第一回
1. 開業19年。52歳、再びローラーに跨る理由
自転車屋を開いて19年。これまで数百台の自転車を組み、修理し、お客様の「最適」を探し続けてきた。だが、自分自身の身体はどうだったか。
2019年には、MTBクロスカントリーやダウンヒル競技で全日本にも挑戦したが、2021年からのコロナ禍で運動は完全にスリープ状態。5年前の自分(63kg)は遠い記憶となり、体重計の数字は69kgを示していた。52歳。私はもう一度、自分の身体という「最高に付き合いの長い機材」をオーバーホールすることに決めた。
2. トライアルの足裏が、132Wを導き出した
私はかつて自転車トライアルをやっていた。足を付かない、ペダルを回さない競技だが、その基礎が今の私を支えている。トライアルで最も重要なのは、足の裏から伝わるタイヤの反発や地面の感触を、瞬時に脳内で「正しい動作」へ変換することだ。
2026年3月4日、3本ローラーの上でペダルを回している時、そのセンサーが起動した。足の裏でチェーンの張りやタイヤの転がり抵抗をミリ単位で感じ取り、一番抵抗が少なく、かつ力強く回せる「股関節のポイント」に意識を集中させた結果、132Wという高出力を出しながら、心拍数を155bpmに抑えることができた。トライアルで培った感性が、100日間のダイエット序盤である「第1セクション」を攻略する鍵になった。
3. 救急搬送の教訓。「思考OS」の学び直し
実は、私には消したい過去がある。数年前、極端な糖質制限ダイエットを行い、仕事中に倒れて救急搬送されたのだ。あの時の自分は、メカニックでありながら「身体というマシンの限界値」というデータを完全に無視していた。ガス欠の車にムチを打てば、エンジンが焼き付くのは当然だ。だからこそ今回は、『AI独学超大全』という参考書を指針に据えた。自分の感覚(足裏のセンサー)に、AIが示す客観的なデータ(安静時心拍や睡眠ログ)を掛け合わせる。主観と客観を同期させることで、二度と「故障」させない、健康的な学び直しを進めている。
4. 10日間のログと空腹という名の「障害物」
| 日付 | 曜日 | 体重 | 脂肪率 | 安静心拍 | 睡眠時間 | 深い睡眠 | パワー | ケイデンス | TSS | 備考 |
| 2/26 | 木 | 65.4kg | 21.1% | 60bpm | 6h29m | 0h36m | 129W | 104 | 30.2 | 参考① |
| 2/27 | 金 | 63.8kg | 19.7% | 61bpm | 6h41m | 1h05m | — | — | — | 参考② |
| 2/28 | 土 | 68.8kg | 23.5% | 62bpm | 6h00m | 2h09m | 128W | 102 | 28.5 | 参考③ |
| 3/01 | 日 | 69.0kg | 23.5% | 63bpm | 6h31m | 1h57m | — | — | — | |
| 3/02 | 月 | 68.6kg | 23.6% | 60bpm | 7h45m | 1h56m | 119W | 104 | 24.6 | |
| 3/03 | 火 | 68.4kg | 23.4% | 58bpm | 5h51m | 1h18m | — | — | — | |
| 3/04 | 水 | 68.2kg | 23.8% | 57bpm | 6h43m | 0h49m | 132W | 102 | 30.1 | 脳内変換 |
| 3/05 | 木 | 67.4kg | 23.7% | 60bpm | 6h10m | 2h10m | — | — | — | |
| 3/06 | 金 | 67.4kg | 23.7% | 62bpm | 6h15m | 2h11m | 134W | 102 | 31.2 | 出力向上 |
| 3/07 | 土 | 67.4kg | 24.0% | 61bpm | 7h41m | 2h35m | — | — | — |
この10日間で、私の「思考OS」は着実にアップデートされている。3月4日の安静時心拍は57。脳内変換が完璧に機能し、マシンの効率は最大化されていた。しかし、その後の高負荷により、3月6日には心拍が62まで微増。今の最大の悩みは、トレーニング後の猛烈な空腹だ。だが、これもトライアルのセクションと同じ。目の前の障害物に勢いで突っ込むのではなく、何を食べ、どう休むか。ゴールである「65kg / 18%」から逆算し、戦略的に補給していく。
5. 50日目の分岐点へ向けて
開業19年目の春、私はかつてないほど、自分の身体と対話している。折り返し地点である50日目、この「足裏の感覚」と「AIの分析」が、どんな結果を導き出しているか。目標達成か、それともプランBへの修正か。私の人体調律は、まだ始まったばかりだ。
Tags: トレーニング