標高が低くても侮れない!佐賀の低山ハイキングの魅力

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ブリット野口です。

佐賀県が誇る歴史と自然を同時に満喫できる、一味違ったハイキングの楽しみ方をお届けします。

佐賀の低山ハイキングと山城巡りを組み合わせた、魅力あふれる旅
「低山は物足りないのでは?」そう思われがちですが、佐賀の低山はむしろ「魅力が凝縮された山」と言えます。特に、有田町と武雄市の境にそびえる黒髪山(くろかみやま)は、別名「九州最強(最恐)の低山」とも呼ばれ、その名に恥じないスリルと絶景が待っています。

標高516mながら、山頂直下には鎖やハシゴが設置された岩場があり、まるで、アスレチックのような感覚で登山を楽しめます。このスリリングな道のりをクリアして山頂に立てば、360度のパノラマビューが広がり、低山とは思えないほどの達成感を味わうことができます。

また、唐津市にある鏡山(かがみやま)は、標高283.6mとさらに手軽ながら、山頂の展望台からは唐津湾や虹の松原を一望する絶景が楽しめます。

低山ハイキングの魅力は、その手軽さにあります。短時間で登頂でき、体力に自信がない方や登山初心者でも挑戦しやすいのが大きなメリットです。加えて、四季折々の美しい植物や、野鳥のさえずりを間近に感じることができ、五感をフルに使って自然を満喫できます。特に冬場は、雪や凍結の心配が少なく、暖かい日差しの中で心地よいハイキングが楽しめます。

歴史ロマンをたどる松浦党の城跡巡り
佐賀の低山には、かつて、この地を治めた豪族「松浦党(まつらとう)」の歴史が刻まれています。彼らの築いた山城は、現在、その多くが城跡となり、ハイキングコースの道中にひっそりと佇んでいます。

唐津市北波多村に位置する岸岳城跡(きしだけじょうあと)は、鎌倉時代から戦国時代にかけて上松浦地方を治めた波多氏の本拠地でした。標高320mの岸岳山頂に築かれたこの城は、中世山城の貴重な遺構を残しており、苔むした石垣や古井戸が往時の面影を今に伝えています。山頂付近の物見台からは、松浦川や波多川が一望でき、当時の波多氏がこの地を治める上でいかに重要な場所だったかを肌で感じることができます。

また、有田町にある唐船城跡(とうせんじょうあと)は、松浦党の一員であった有田氏の居城でした。現在は山田神社が建つこの場所には、本丸跡や狼煙台跡などが残されています。特に狼煙台跡からは、有田の町並みを見下ろすことができる絶好のロケーションです。

そして、唐津市厳木町に位置する獅子城跡(ししがじょうあと)は、平安時代末期に松浦党の祖である源披が築城したと伝えられる山城です。標高228mの白山の山頂にあり、周囲は切り立った崖に囲まれた天然の要害でした。現在でも城跡には石垣や堀切などの遺構が良好な状態で残っており、特に戦国時代末期に唐津藩主・寺沢広高によって改修された際の石垣は、見ごたえがあります。山腹まで車でアクセスできるため、初心者でも手軽に歴史ロマンを感じるハイキングを楽しめます。

低山と山城、二つの魅力が織りなす佐賀の旅
佐賀の低山ハイキングと山城巡りを組み合わせることで、単なる登山では味わえない奥深い旅が実現します。自然の美しさと歴史の重みが融合したこの体験は、まさに佐賀ならではの楽しみ方です。
週末の小旅行に、心も体もリフレッシュできる佐賀の低山ハイキングと山城巡りに出かけてみてはいかがでしょうか。

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