小城式サイクルツーリズムで巡る、心ときめく佐賀の旅
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ブリット野口です。
佐賀県小城市が全国から注目を集めている「小城式サイクルツーリズム」をご存じですか?
ただ自転車を貸し出すだけでなく、地域全体で旅行者を温かく迎え入れ、地域の魅力を最大限に体験してもらうための、独自の取り組みが詰まった小城のサイクルツーリズムです。
この記事では、そんな小城式サイクルツーリズムを支える「小城リビングラボ」や「地域おこし協力隊」、実際に、旅の魅力を発信する「おぎポタ」の活動に焦点を当てながら、その全貌を紹介します。
小城式サイクルツーリズムとは?
小城市は、美しい自然と豊かな歴史、そして美味しい食べ物が魅力的な地域です。この地域の魅力を自転車に乗って巡ることで、五感で深く体感してもらおうというのが、小城式サイクルツーリズムのコンセプトです。
一般的なサイクルツーリズムは、サイクリスト向けのハードなコース設定が中心となりがちですが、小城式は初心者や家族連れでも気軽に楽しめることを大切にしています。安全なサイクリングロードの整備はもちろん、電動アシスト自転車の貸し出し、荷物預かり、観光案内など、旅をサポートする様々なサービスが充実しています。さらに、地域の住民が旅のコンシェルジュとなり、観光スポットだけでなく、地元の人だけが知る隠れた名所や美味しいお店を教えてくれることも、大きな魅力です。
ちなみに、当店は、2022年に小城市から依頼を受けて体験会を実施したときから、この取り組みを見守っています。
小城サイクル―ツーリズム体験会
地域の力を結集する「小城リビングラボ」
この小城式サイクルツーリズムの成功の鍵を握るのが、官民連携のプラットフォームである「小城リビングラボ」です。このラボは、地域住民、事業者、行政、そして外部の専門家が一体となり、地域の課題解決や魅力向上を目指すための共創の場として機能しています。
小城リビングラボでは、サイクルツーリズムに関する様々なアイデアや意見が活発に交換されています。
「どんなコースが観光客に喜ばれるか?」「どんなサービスがあればもっと便利になるか?」といった議論を重ね、そこで生まれたアイデアが実際のサービスとして形になっていきます。
例えば、地元農家が提供する新鮮な果物を使ったスイーツを提供するお店との連携や、歴史的な建造物を活用した休憩所の設置なども、このリビングラボでの議論から生まれました。地域の誰もが、自分たちの街を良くするために主体的に関わることができる、そんな仕組みが小城式サイクルツーリズムをより魅力的にしているのです。
旅の案内人「地域おこし協力隊」の活躍
小城リビングラボの活動を支える重要な存在が、地域に深く根ざして活動する「地域おこし協力隊」の皆さんです。彼らは、小城市の魅力を発掘し、SNSなどを通じて積極的に発信しています。
協力隊のメンバーは、単なるPR活動だけでなく、実際にサイクリングコースを企画したり、イベントを運営したりと、幅広い活動を行っています。観光客と一緒に自転車に乗りながら、地域の歴史や文化について解説してくれることもあり、旅の満足度を一層高めてくれます。彼らが持つフレッシュな視点や行動力が、小城式サイクルツーリズムに新しい風を吹き込んでいるのです。
地域おこし協力隊と集落支援員
サイクリングの楽しさを発信「おぎポタ」
「おぎポタ」は、「小城をポタリングする」という意味で、小城式サイクルツーリズムの魅力を発信するために生まれた小城市の観光事業です。地元のサイクリストだけではなく、初心者からベテランまで、誰もが気軽に参加できるイベントを定期的に開催しています。
おぎポタのイベントでは、小城市の美しい田園風景や歴史的な街並みをゆっくりと走りながら、地元の特産品を味わったり、地域の文化に触れたりすることができます。参加者同士の交流も盛んで、旅の思い出を共有したり、新しい発見を共有したりと、サイクリングの楽しさが何倍にも膨らみます。おぎポタの活動を通じて、小城市のサイクルツーリズムは、単なる観光から「地域コミュニティ」へと発展しているのです。
小城式サイクルツーリズムの未来
小城式サイクルツーリズムは、単なる観光事業ではありません。それは、地域住民が自らの手で地域の魅力を再発見し、それを全国、そして世界へと発信する、地域活性化の新しいモデルと言えます。
小城リビングラボという共創の場、地域おこし協力隊の情熱、そしておぎポタの楽しそうな活動が一体となり、小城市は「自転車で巡る理想のまち」として、これからも多くの人々を魅了し続けるでしょう。
あなたも小城式サイクルツーリズムを体験してみませんか?
きっと、あなたの心にも、小城の美しい風景と温かい人々の思い出が刻まれるはずです。