E-BIKEで巡る呼子の絶景とは?
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ブリット野口です。
唐津市呼子町で「唐津サイクルツーリズム」が動き出しました。
唐津サイクルツーリズム「ルート・グランブルー」
唐津サイクルツーリズム・呼子発加部島コース
ルート・グランブルーの派生コースとして設定された「絶景と歴史を巡る現地発着ガイドツアー」です。唐津市は、サイクルツーリズムを観光戦略に策定しています。
そもそも、このツアーは、港町呼子まちなみ保存協議会が地域活性化で取り組んだサイクルガイドツアーがベースになっています。取り組みの詳細はリンクを参照ください。
港町呼子の新しい魅力を探す
では、呼子サイクルガイドツアーを紹介します。
潮風を感じるサイクルガイドツアー
「呼子」と聞いて、多くの方が思い浮かべるのは「イカの活き造り」や「呼子朝市」でしょうか?
もちろん、それらも魅力的ですが、一味違った呼子の楽しみ方として、E-BIKE(電動アシスト自転車)を使って、サイクリングで絶景を楽しむ旅です。
今回、紹介するのは、呼子朝市通りにある「ROG(ログ)」が提供するサイクルガイドツアー。
E-BIKEをレンタルし、「たいようアウトドア」古川氏のガイドで呼子を巡ります。
呼子の道は、海沿いの平坦な道もあれば、坂道もあります。E-BIKEは、体力に自信のない人でも安心です。ペダルを漕ぎ出すと、電動アシストが力強くサポートしてくれ、まるで、後ろから誰かに押されているかのような感覚で、坂道もスイスイと上っていくことができます。
まず、呼子のシンボルである呼子大橋を渡り、加部島へ向かいます。風が吹き抜ける橋の上からは、エメラルドグリーンの美しい海と、点在する島々が一望できます。この絶景を眺めながらのサイクリングは、本当に格別な時間です。加部島は、呼子の歴史や自然が凝縮された魅力的な島です。
最初の目的地は、加部島の突端にある田島神社。この神社は、航海の安全を祈る神様として、古くから漁師たちに信仰されてきました。神社の裏手には、美しい海と奇岩が織りなす絶景が広がっており、神秘的な雰囲気に包まれています。ガイドから神社の歴史や伝説を聞きながら、ゆっくりと散策します。
次に訪れたのは、島の北部に位置する杉の原放牧場。ここは、たくさんの牛たちがのんびりと草を食む、北海道のような雄大な景色が広がっています。E-BIKEの力で坂道を駆け上がると、目の前に広がる360度のパノラマビューに、思わず歓声が上がります。海と空、そして緑の牧草地のコントラストは、写真で見るよりもはるかに感動的です。
加部島を後にして、呼子大橋を戻る道では、風を切って走る爽快感を存分に味わえます。そして、ツアーの後半では、呼子港に戻り、街の歴史を巡ります。
江戸時代に建てられたといわれる古い蔵や立派な商家など、呼子の歴史を物語る建物が随所に残されています。ガイドの解説を聞きながら、タイムスリップしたかのような気分になります。
全行程で約3時間のガイドツアーは、E-BIKEのおかげで疲れを感じることもなく、呼子の魅力的なスポットを効率よく巡ることができます。ガイドから地元ならではの豆知識や、写真撮影のベストスポットを教えてもらいながら、ただ景色を眺めるだけではない、深い体験ができることが何よりの収穫です。
サイクルガイドツアーは、呼子の新しい魅力を発見できます。美味しいイカだけでなく、美しい自然、歴史、そしてE-BIKEでのサイクリングというアクティビティが、呼子をさらに特別な場所にしていると感じます。
ちなみに、呼子といえばやはり七ツ釜。
ツアーの後、呼子港から出ている遊覧船「イカ丸」に乗船し、海から七ツ釜の絶景を間近で眺めることができます。玄武岩が侵食されてできた洞窟の迫力は、陸から見るのとはまた違った感動を与えてくれます。洞窟の中まで入っていく遊覧船は、スリル満点で、船内は終始笑顔と歓声に包まれます。
地元でもほとんど知られていない情報ですが、呼子はペットと一緒に訪れても、アクティビティを楽しめる場所です。愛犬と一緒に遊覧船に乗船できたり、ペットトレーラーのレンタルが可能です。尾上旅館にはドッグランもあります。私が愛犬と一緒に呼子を巡った動画です。
もし、呼子を訪れる機会があれば、ぜひE-BIKEを借りて、潮風を感じながら自分だけの絶景を探す旅に出てみてはいかがでしょうか?
ガイドツアーを利用すれば、より安全に、そして充実した時間を過ごせること間違いなしです!
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