AIに10年分のブログを分析してもらったら、「勝つこと」から「続けること」へ変化していた

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ブリット野口です。

最近、10年以上にわたり書き続けてきたブログ約400本をAIに分析してもらいました。目的は単純です。「自分は何が変わり、何が変わっていないのか」を知りたかったからです。分析結果の中で、特に印象的だったのが、マウンテンバイクとの関わり方の変化でした。
私は長年、レースに参加してきました。しかし、ブログを読み返しながらAIと対話すると、自分の関心が少しずつ変化していたことに気付きました。それは、「勝つこと」から「続けること」への変化でした。

レースは自分との戦いだった
昔のブログには、レース結果やトレーニングの記録が多く残っています。コース攻略、ラップタイム、心拍数。どうすれば速く走れるのか。どうすれば順位を上げられるのか。そんなことを考えていました。

実際、鬼の鼻山MTB-XC大会が終わった直後も、次のレースである「XCOやわたはま」に向けて準備を進めていました。しかし、体調を崩し、レースはDNS(欠場)。それでも国際大会コースを試走し、鬼の鼻山MTB大会のコースディレクションに役立てようと考えていました。当時の私は競技者でした。勝ち負けが基準であり、自分自身の走りを磨くことが最優先でした。それは決して悪いことではありません。競技スポーツの魅力そのものです。

鬼の鼻山MTB大会との出会い
鬼の鼻山MTB-XC大会は、多久市鬼の鼻山公園で開催されるクロスカントリー大会です。九州各地から選手が集まり、キッズレースや初心者クラスも用意される大会として続いてきました。私自身も選手として参加しながら、大会運営にも関わるようになりました。

最初は単純でした。「自分たちが楽しめる大会を続けたい」それだけです。しかし、運営側に立つと見える景色が変わります。

大会の裏側を見る
参加者の頃は、コースが面白い。駐車場が近い。受付がスムーズ。そんなことに目が向きます。ところが、運営側になると違います。
草刈りを誰がするのか。コース整備はどうするのか。安全管理は十分か。地域との調整はどう進めるのか。
大会を開催するには、多くの人の協力が必要だと分かりました。

2023年の記事では、「大会運営のサポートはMTBを長く楽しむために必要な体験であり、『表と裏』を見る機会があるとMTBライフが豊かになる」と書いています。今読むと、自分自身の価値観の変化がよく表れています。

チームワークという発見
さらに近年は、ブリットサイクリングクラブの仲間たちと大会を支える機会が増えました。草刈機。ダンプ。ユンボ。それぞれが持つ技術や経験を持ち寄り、コースを整備する。選手目線で安全性を確認し、写真撮影やSNS発信まで行う。若い頃は、自分が速く走ることに価値を感じていました。しかし、今は違います。

仲間と協力しながら大会を成立させること。
参加者が楽しそうに走ること。
子供たちが自転車に興味を持つこと。
地域の人にスポーツバイク文化を知ってもらうこと。
そこに喜びを感じるようになりました。

AIが見つけた共通点
面白かったのは、AIが「対象は変わったが、考え方は変わっていない」と分析したことです。
昔はレースというフィールドで課題解決をしていた。今は大会運営や地域活動というフィールドで課題解決をしている。
やっていることは違うようでいて、本質は同じです。
現場へ行く。観察する。仮説を立てる。改善する。そして、次に活かす。その繰り返しです。

MTB大会と里山ガイドツアー
最近は旅行業や里山ガイドツアーにも取り組んでいます。一見すると、MTB大会とは全く違う活動に見えるかもしれません。しかし、私の中では繋がっています。
大会運営もツアー造成も、「人が楽しめる場を作る」という点で同じだからです。
そして、その場を続けるためには地域との関係づくりが欠かせません。
レースに勝つことは一日で終わります。しかし、大会を続けることは何年もかかります。
ガイドツアーも同じです。一度開催することよりも、続けることの方が難しい。

 勝つことから、続けることへ
AIとの対話を通じて、自分自身の変化が少し整理できました。若い頃は競技者として勝つことを楽しんでいました。今は、場を作り、仲間と協力し、その文化を次世代へ繋ぐことに興味があります。鬼の鼻山MTB大会は、その変化を象徴する存在でした。
勝敗の先にあるもの。個人の達成の先にあるもの。それがチームワークであり、地域との関係であり、文化を続けるということだったのです。
AIは、過去の記事の中からそんな変化を見つけ出してくれました。そして、私自身も、ようやくその意味を理解し始めています。

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