電動アシスト自転車の危険性

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ブリット野口です。

「生活の足の危険性」という佐賀新聞の記事を見つけた。電動アシスト自転車に関する内容だった。指摘された「ケンケン乗り」の危険性について実車で試したが、重い荷物を載せていないため、急加速で大きくバランスを崩す感じにはならなかった。但し、想定外の加速だった。動画をご覧頂きたい。

生活の足の危険性

〈以下は記事の要約〉

➀電動アシスト自転車の危険性(記者が出くわした危ない場面)
・スーパーの駐輪場に来た女性が止まりかけたところ、加速し、自転車に突っ込んだ。
・歩道上で、歩行者と記者の間をこちらがひるむほどの速度で走り抜けていった。

②電動アシスト自転車の特性と注意点
アシスト力は10㎞/h以下は脚力の2倍まで。24㎞/hでゼロになる。ペダルに足を乗せた状態でスイッチを入れたり、走り出すときに片足で地面を蹴って乗る”ケンケン乗り”をしたりすると、急発進や急加速が起きやすく、転倒事故にもつながる。メーカーは、走り出すとき、止まるときに注意を促している。バッテリーを含め、普通の自転車より5~10㎏重く、小回りが利きにくい。低速時が危ないからといって、なるべく速く、止まらずに走ろうとすることは、かえって危ない。

➂電動アシスト自転車の利点
子供と買い物袋を載せて走る子育て世代の親、足の弱った高齢者、坂道の多い町では允和や欠かせない生活の足になっている。その利点を生かすために安全に気を配り、取扱説明書の確認をして使ってほしい。

➃電動アシスト自転車の事故
出荷台数は2013年の44万台から2017年は63万台へ増加している。関係する交通事故も1200件から2000件に急増している。

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