自転車を積極的に活用する社会へ

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ブリット野口です。
2017年に自転車活用推進法が施行された。「自転車活用推進計画」が掲げる4つの目標をもとに自治体は具体的な取り組みをはじめている。自転車を納入した多久市のレンタサイクル事業もこの取り組みのひとつだ。

多久駅のレンタサイクルを使ったイベント

「自転車交通の役割拡大による良好な都市環境の形成」

コンパクトなまちづくりと併せて徒歩や自転車などを中心としたコミュニティを育むまちづくりを推進する。公共性を有するモビリティとしての自転車にふさわしい安全で快適な自転車利用環境を計画的かつ継続的に創出するとともに、公共交通との連携を強化し、自転車利用を促進する。

「サイクルスポーツの振興等による活力ある健康長寿社会の実現」

自転車競技や日常生活における自転車利用も含めた生涯スポーツの普及奨励により、心身の健全な発達や、生きがいのある豊かな生活の実現、国民の健康長寿の延伸等をめざす。このため、生活習慣病を予防し、寝たきりにならずに人生を健康に過ごせるなどのQOLの向上に役立てる。

「サイクルツーリズムの推進による観光立国の実現」

自転車に乗ることそのものを楽しむ、あるいは自転車で地域を巡り、沿線の魅力を楽しむ体験型・交流型旅行の促進や、市民参加型サイクリングイベント、世界のトップアスリートが参加する自転車競技の誘致・開催等を通じた観光地域づくりを推進し、自転車を活用した地域の活性化を図る。

「自転車事故のない安全で安心な社会の実現」

自転車交通事故ゼロの社会をめざし、自転車通行空間の整備を促進するほか、自転車に関する交通ルールの周知や安全教育の推進等により交通事故の削減を図る。さらに災害時における人々の移動や輸送の手段として自転車の有効活用を図ることにより、地域社会の安全・安心を向上させる。

(サイクリングッドから引用)

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