自転車とロープワークの関係性

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ブリット野口です。

トレイルの崖から5m滑落したことがある。その時は運よく横に移動ができたので自力で脱出することができた。10~15kgのマウンテンバイクを崖の上まで持ち上げるとなると、一筋縄ではいかない。マウンテンバイクを引き上げるロープワークの技術が必要だと感じていた。

「動滑車は体験すると理解が深まる」
滑車、カラビナ、ロープを組み合わせた「動滑車」の仕組みはクレーンと同じだ。頭でわかっていても現場では支点確保など状況判断が的確にできなければ通用しない。そこで、救助活動を生業とするサポートライダーに、ロープワークの基本と動滑車の仕組みを体験できるプログラムを考えてもらった。

「動滑車の仕組みをサイクルピクニックで体験してみよう」
サイクリング(予約制)とは別に、スローカフェでワークショップを開催する。スローカフェは、ランチを楽しんだり、山羊に餌をあげたり、コーヒーを飲んだり、癒しの時間を求め、多くの人が訪れる人気スポットだ。ピクニックに行くような気持ちで気軽に訪れて欲しい。

「多久市でイベントを開催する理由」
多久市はアウトドアフィールドがコンパクトに纏まっていてクライミングウォールもある。鬼の鼻山公園でのマウンテンバイクレース開催、多久駅のレンタルバイク導入、自転車を使ったイベントにも理解があり、観光課には大変お世話になっていて感謝しかない。今回のイベントも多久市の様々な人々の協力で成り立っている。サイクリングは多久駅のレンタルバイクを利用した取り組みであり、サイクリングを楽しんだあと、ドリンクを飲みながら里山の景色を眺めて欲しい。

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