自転車とカメラ

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ブリット野口です。

ウェブサイトをリニューアルしたときに動画撮影を復活した。過去と現在の動画撮影「機材」について考えてみた。
6年前はアクションカム2台で動画を撮るだけのシンプルなものだった。仲間との自転車遊びを記録することが目的でカメラには全く興味がなかった。

撮影機材を背負ってトレイルへ

「写真の基礎を学ぶことになる」
今回は機材の知識を増やそうと思ってミラーレスに手を出した。譲り受けたレンズからパナソニックを選択。カメラの設定がわからず、オートで撮影していたが、最近になってマニュアルモードへチャレンジ。試行錯誤の日々が続いている。

ミラーレスカメラ

「一眼の世界は深い沼だった」
「絞り、シャッタースピード、ISO」を組み合わせ、露出を設定する。これを理解することが難しかった。ロードバイクの「心拍数、ケイデンス、パワー」の組み合わせに似ている、仕組みを理解することが重要だ。

ミラーレスカメラ

「動画は滑らかな動きを綺麗に記録すること」
滑らかな映像の仕組みを知ると、単焦点レンズ、スタビライザー、NDフィルターと機材が増えていくばかりだ。ロードバイクで言うと、空気抵抗を減らすために、DHバー、エアロホイール、スキンスーツを揃えたくなるイメージ。さらに、録音機器、BGM、効果音、編集ソフトに興味が湧く。データ処理が増えると、今度は処理能力が高いパソコンが必要になる。

アクションカメラ

「そろそろドローンか?」
カメラはスポーツバイクと同じで、自分の能力以上のものを求めてしまう。複数のレンズが欲しくなり、周辺機器に手が伸びていく。たくさんの機材から選択できることに喜びを感じる。そして、撮影技術の基本を学んでいないことに気づく。ロードバイクの「本当の速さ」を理解したときと同じだった。撮影の基本はストーリー、構図、撮影方法などのプロセスを考えること。撮影の基本を理解し、展開に応じて機材と技術を組合わせる。狙いがあって機材を選ぶ。伝えるための編集技術を学ぶと、機材の知識が深まり、より深い沼へ落ちていく。自転車とカメラは同じ匂いがする。

最近になって参考書を購入した

「動画はすばやく編集しアップロードする」
先日、草刈機の修理でお世話になった農機具店の動画撮影を手伝った。場所を提供し、撮影の補助を行った。私の友人が電動草刈機を体験し、対談を交えて商品を説明する動画になっていた。テロップなど手の込んだ内容で、手間を惜しまず、わかりやすい説明が素晴らしい。
農機具の困りごとは小野農機へ。動画と同じ丁寧な仕事と親切な対応が好評だ。因みに当店の接客はグーグルでは低評価となっているので商売の基本も学び直さなければならない。

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