災害から学ぶ

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ブリット野口です。

「水は地形に応じて流れを決める」

毎年、大雨による災害が各地で発生している。先日の佐賀豪雨では、山間部は土砂崩れ、平野部は冠水という災害が起こった。不要不急の外出は控えることがセオリーだが、医療従事者はどうにかして病院に行かなければいけないとのこと。「マウンテンバイクだと水位30㎝を走ることができた」と顧客から報告があった。

近所の林道では土砂崩れが起きていた

「天災は忘れた頃にやってくる」

災害に備えることは大切だ。しかし時間が経つと忘れてしまう。近所の林道では土砂崩れが発生していた。人が山に入らない。間伐が出来ていない。林業の衰退が影響している。
多久市で開催した里山サイクリングでは、里山の地形や植生が絶妙なバランスを保っていること、ため池の水源が森であることを身近に感じとれるコースを設定した。神社の管理、畦道の草刈、用水路の清掃など、里山の風景は「日常の手入れ」の連続であることに気づいた人がいたので嬉しく感じた。

里山サイクリングの風景

「少ない道具で何ができるのか?」

近年、グラベルロードでキャンプツーリングに出かける人が増えている。キャンプ道具を非常時に使える道具と考える。そんなマインドが心の奥にあるのかもしれない。自転車とキャンプ道具を使って自分と向き合う。そんなアナログな遊び方がおもしろい、と再び感じるようになっている。

キャンプ道具を使う機会を作る

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