免許を返納しても安心!電動アシスト三輪車の紹介

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ブリット野口です。

「免許返納のタイミング」
「事故を起こした高齢者に、運転免許を返納させたので自転車を買いたい」と家族から相談があった。高齢者向けの電動アシスト自転車を紹介し、電動アシスト三輪車を選んでもらった。

「運転免許を返納して自転車を買おうと思っているが、安全なものが欲しい」
 「これから自転車の利用を増やしていこうと思っているが、走行に自信がない」
 「久しぶりに自転車に乗ったらバランスを崩して転倒しそうだった」

高齢者にとって何年かぶりの自転車運転は不安だ。平日も休日も毎日車移動だった人であれば、なおさら不安になる。高齢になると、運動機能の低下とともに、バランス感覚や反射神経などが低下していく。若い時であればすぐに感覚で取り戻せたことが、悲しいことに歳をとるとできなくなる。

「安定感が魅力の電動アシスト三輪車とは?」
電動アシスト自転車でよく見かけるのが、前後一輪の二輪自転車。
「三輪の電動アシスト自転車」とは、後輪もしくは前輪が二輪になっている自転車のこと。高齢者のための仕様で、低重心の安定性は転倒しにくく、たくさんの荷物を積めることが特徴だ。もちろん、一般的な電動アシスト自転車同様に運転免許の必要がなく、免許返納後も乗車できる。

「電動アシスト三輪自転車の特徴」
電動アシスト三輪車は、安定性があり安全と言えるが、操作方法や道を選ばないとかえって危険だ。三輪車だから絶対に転倒しないということはないし、障害物の多い細い道など、後輪が二輪になっているため引っかかって倒することもある。また、急カーブでの無理なハンドル操作も転倒する恐れもある。操作に慣れることが大事。電動三輪車は安定性重視の設計であるが故に、車体重量が重いことも特徴のひとつだ。

<メリット>
①一般的な電動アシスト自転車と比べて、走行中、停止中ともに安定性が良い。
②前輪後輪に大きなバスケットが付いていて、多くの荷物を運べる。
③上り坂を楽に走ることができる。

<デメリット>
①構造上車体が重いので、下り坂でブレーキの負担が大きい。
②二輪の電動アシスト自転車と比べると価格が高い。
③車幅が二輪自転車より広いので、走行する道を選ぶ。

「お勧めの電動アシスト三輪自転車は?」
ブリヂストン「フロンティアラクットワゴン」
①バッテリー容量:14.3Ah
②1回の充電時間:約4時間10分
③走行距離:約54km〜約90km
④タイヤサイズ(前/後):前20/後16
⑤車体重量:28.3kg
⑥適応身長(目安):128cm以上
⑦変速段数:内装3段

「フロンティアラクットワゴン」の主な特徴
フロンティアラクットワゴンは、長い坂道でも力強い安定した走行ができる「両輪駆動」が採用されている。また、両輪駆動と併せて「走行しながら自動充電」できる機能も備わっている。フレームデザインは、フロンティアラクットの特徴を継承した低床フレームを採用し、小柄な人でも乗り降りがしやすい。

<まとめ>
電動アシスト三輪車は、久しぶりの自転車運転を不安に思っている人や自信のない人に使ってほしい。

「電動アシスト自転車の中でもデザインより安定性を重視したい」
「周りの環境として、比較的道幅が広く交通量も少ない」
「 どちらかと言えば買い物など持ち運ぶものが多い」

<注意>
低重心の自転車に加え、後輪二輪となり安定するが、操作に違和感があるとの意見も多い。感覚が馴染むまで安全な場所で練習することをお勧めしている。

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