モノを所有するのではなく、体験を共有する。

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ブリット野口です。

自転車の新しい価値を提案するために、自転車の遊び方を研究している。
オールジャンルの自転車乗りが楽しめる企画として、地図を使ったクイズラリーを開催したことがある。身近な場所に新しい発見があること、地図を読んで路地を走る楽しさを体験してもらうことが目的だ。速度を出し過ぎると地図を読み間違えるので、速度が出ないマウンテンバイクやミニベロが最適だった。この体験が「里山サイクリング」の元ネタとなり、レンタサイクルを使ったガイドツーリングを考えるきっかけとなった。

里山サイクリングのターゲットはスポーツバイク未経験者。
自転車を所有するのではなく、レンタルバイクを使って体験を共有してもらう。その土地の魅力を見つけ出し、新しい価値を共有することで、地域の人との交流を生み出す。自転車を起点として、地域の体験型アクティビティを繋いでいく。
里山とは、人が住む「里」と獣が住む「山」が交差する場所のこと。交通量が少なく、自転車で走ると気持ちが良い場所がたくさんある。坂道が多いので初心者には電動アシスト自転車がオススメ。

土地の魅力を感じるには自転車が最適だ。自転車は風を切って走り、その土地の人と出会い、新しい発見や体験を生み出す。
「モノを所有するのではなく、シェアして体験することが贅沢な時間だ」という考えが広まり「観光地ではなく田舎の日常生活や地域の文化を知りたい」という観光客も増えている。

こうして、6年前の多久クイズラリーが里山サイクリングへ進化し、2019年9月8日に開催される多久市軽トラ市のイベントに活用されることになった。

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