ブロンプトンのカスタマイズ

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ブリット野口です。

モールトンとブロンプトンはコアなファンが多い。どちらも英国製でスチール製の自転車だ。
ブロンプトンは発売から45年経過している。姿がほとんど変わらず、M3L、M6Rなど、いくつかの型式があるが、フレームの基本仕様はほとんど変わらないので、オプションパーツを装着すれば、同じ姿にできる。

カスタマイズされたBROMPTON「M3L」

今回、2台目のブロンプトンを購入したオーナーからカスタマイズの相談があった。要望は、ステム、フロントフォーク、スイングアームをシルバーにペイントして、リアキャリアとハブダイナモを装着すること。

パーツの一部をシルバーにペイントしたブロンプトン

一旦、バラバラに分解して、信頼できるペインターへ該当パーツを送る。1か月後、綺麗にペイントされたパーツが届いた。フレームにペイントされたパーツを取付、ハブダイナモの配線を済ませ、ワイヤーを調整し、各部をチェックしてカスタマイズが終了した。
ブロンプトンはオリジナルのパーツで構成され、折畳機構を理解していないとリアタイヤのチューブ交換もままならない、特殊な自転車だ。シマノ製パーツを使わずに、オリジナルパーツを使うことで、45年姿を変えずに生き延びてきた。
「折畳機構を変えない」というこだわりを捨てなかったブロンプトン。変わらないことが個性として認められた唯一無二の自転車である。

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