サイクルトレーラーは便利

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ブリット野口です。

狩猟期間だけではなく、年間を通して罠の設置ができる有害鳥獣駆除従事者に任命された。また、不法投棄を報告する佐賀県廃棄物監視員として活動することになった。


「自転車を使って地域の問題を解決できるのか?」
そもそも、狩猟の見回りで林道を自転車で走ることが多く、不審なクルマを見かけたことがあり、「狩猟の見回りと不法投棄の巡回を同時に行えば効率が良いのでは?」と行政に提案したことが始まりだ。使われなくなった林道は藪となり、不法投棄の隠れ蓑になっている。定期的な地域の草刈作業は不法投棄の抑止力となり得るが、高齢化した地域では作業をする担い手が少なく、根本的な解決策になっていない。ちなみに、ブリットサイクリングクラブでは活動拠点である厳木町の林道で草刈作業を年に2回実施している。
「倒木の撤去は日常茶飯事」
5月初旬に狩猟の見回りをしていると、倒木が林道の半分を塞いでいて、クルマが通れない状況だった。自転車は担げばどこでも通ることができ、狩猟だけではなく、台風の被害状況の確認でも使用している。デメリットはたくさんの荷物を運べないこと。しかし、サイクルトレーラーを使えば、大容量の荷物を運ぶことができる。
具体的な運用方法を紹介すると、使用したサイクルトレーラーは牽引タイプのバーレーフラットベッド。自分自身で荷物を背負ったり、自転車自体に荷物を載せないので、重心位置が変わらず、バランスと操作性が良いのが特徴だ。45㎏の荷物を積載できる。今回、チェーンソーとブロワーを現場に運んだ。車輪の脱着が簡単なので、使う時だけ組立、荷物の運搬が終われば、分解、保管している。




「バーレーのメリット」
1輪式と2輪式のどちらも使ったことがあるが、旋回性能に大差はなかった。バーレーは、積載量の10%の負荷が牽引バーと自転車にかかるだけで、残りの負荷はトレーラーの車輪にかかかるとのこと。直立しやすく、荷物の積み下ろしが簡単なことが特徴で、チャイルドトレーラー、ペットトレーラーも同じ機構である。トピークと比較するとバーレーが使いやすい。フラットベッドは前後が開いて長尺モノを運べるのが特徴だが、荷物が落ちないように底板を追加してコンテナを載せている。
「E-MTBは田舎暮らしの必需品」
田舎に住みながら軽トラを持たない私は、E-MTBとサイクルトレーラーを組合わせ、荷物の運搬を行っている。高齢者の免許返納による電動アシスト自転車の活用だけではなく、ライフスタイルに応じた電動アシスト自転車の便利な活用も提案していきたい。

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