「鬼の鼻山MTB-XC大会」3年ぶりに開催

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ブリット野口です。

「自転車競技大会の誘致」

コロナ禍で3年ぶりに開催された鬼の鼻山MTB-XC大会にスタッフとして参加した。
この大会は、多久市の自転車愛好家グループ(TCP)と九州MTB-XCグループ(QMX)がタッグを組み、2016年に鬼の鼻山公園を再活用する実験として開催したことからはじまった。
その後、行政との手続きを当店が代行し、QMXと試行錯誤を繰り返しながら、今回で6回目の開催を迎えた。

<前回の映像>

https://csbullitt.com/%e9%ac%bc%e3%81%ae%e9%bc%bb%e5%b1%b1mtb-xc%e5%a4%a7%e4%bc%9a/

「役割分担」
当店の役割は、公園使用許可の手続代行、コース整備、コース設営、大会開催中の雑用であるが、独りではできないので、ブリットサイクリングクラブ(BCC)のメンバーに協力を依頼している。
今回の準備で草刈作業に乗用草刈機を投入したが、平面の作業は絶大な効果があり、背負式ブロワーも大活躍で、次回の作業ではマストアイテムとなった。クラブメンバーが機材を所有しているので、コストが抑えられ、費用対効果が高い。

大会当日は、QMXスタッフが各地から集まり、招集、計測など、大会運営を遂行していく。
試走が終わると、キッズクラス、ビギナー、スポーツ、エキスパート、エリートの順で競技が進み、ゴールした選手へ参加賞のホットドッグを配る。参加者は過去最多の61名、小学生のエントリーが増えている。

<リザルト>

http://satoyama-bike.jugem.jp/

当店は、大会本部を拠点として、受付業務、音響、参加賞のホットドッグの手配など、雑用を担当しながら、大会の様子を眺めている。大会が終わると、コーステープを回収し、通行止看板の撤収、公園の原状復帰を素早く行う。
表彰式の間にコーステープを回収することで時間短縮となり、閉会後、1時間で会場を後にすることができた。

かつて、唐津市七山で開催していた自転車トライアル競技大会は、すべてを数名で行っていたので、3ヶ月前から準備に入り、大会が終わった後、資材の搬出、道具の返却など、スタッフは疲労困憊だった。それに比べると、鬼の鼻山MTB-XC大会は分業制で負担が少なく、継続しやすい仕組みとなっていて、年2回開催したこともある。

「選手目線のQMXシリーズ」

多くの選手にエントリーしてもらうためには、達成感のあるコースレイアウトが重要であり、カテゴリーの難易度に気を配らないといけない。そして、家族が観戦しやすい環境など、フィールドのロケーションも大切だ。鬼の鼻山公園は多久インターからアクセスが良く、参加賞のホットドッグも好評で、リピート率が高い。

選手への「おもてなし」を増やすために、大会の雰囲気が伝わる写真撮影をアマチュアカメラマンに依頼したり、QMXスタッフから承諾を得て、ドローン撮影も試みたが、ドローン撮影はクオリティが低かったので、今回はお蔵入りとなった。

〈大会の写真は下記参照〉

https://photos.app.goo.gl/1NaX45vGMfSMbPVV6

「持続可能な自転車競技大会を目指す」
機材導入による作業効率化、ドローン撮影など、スタッフのモチベーションを維持するために、新しいことにも挑戦している。

今後も競技大会を開催できるように、地域住民へ自転車を活用した提案を続けていきたい。

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