【DIY】パンプトラックの作り方完全ガイド!土の盛り方・コブの間隔・転圧のコツまで初心者向けに解説
ブリット野口です。
近年、全国各地の自転車公園やスポーツ施設で話題の「パンプトラック」。
武雄市競輪場にある子ども専用パンプトラックをはじめ、各地で体験できる場所が増えてきました。 
パンプトラックの最大の魅力は、「ペダルを漕ぐのではなく、身体の上下運動と重心移動(プッシュ&プル)だけで前進する感覚」を安全に身につけられることです。
自転車の抜重・加重の基礎を学ぶには最高の練習環境と言えます。
「自作するのは難しそう…」と思われがちですが、実は「土とスコップ、一輪車」があれば、ご自宅の庭や空き地で個人でDIY作成することも十分可能です!
今回は、初めてDIYでパンプトラック作りに挑戦する方向けに、基本的な作り方の手順と失敗しないポイントを解説します。
1. パンプトラック自作に必要な道具と土選び
特別な重機がなくても、基本的には園芸や土木作業で使う身近な道具で作ることができます。
必要な道具リスト
・スコップ(平スコップ・剣スコップ):土の削り出しと整形用
・一輪車(ネコ):土の運搬用
・ジョウロまたはホース:転圧時に土へ水分を含ませるため
・タコ(丸太ハンマー)やダンパー:土をしっかり固める(転圧する)ための道具
おすすめの土
粘土質が少し混ざった「真砂土(まさど)」や「赤土」が最適です。
砂が多すぎるとタイヤで崩れやすく、粘土が強すぎると雨の後にドロドロになって乾きにくくなります。
2. パンプトラック制作の4ステップ
ステップ①:レイアウトの決定(ライン引き)
まずは敷地の広さに合わせてラインを描きます。最初は直線上に2〜3個のコブ(ウェーブ)を作る「ストレートライン」から始めるのがおすすめです。
ステップ②:コブの寸法目安(高さと間隔)
初心者や子ども向けに作る場合の標準的な寸法目安です。
・コブの高さ:30cm〜50cm程度
・コブとコブの間隔(頂点から頂点):2.5m〜3.5m程度
※間隔が狭すぎるとスピードに乗りづらく、広すぎるとプッシュのタイミングが難しくなります。
ステップ③:土盛りと整形(アール作り)
土を盛り上げたら、タイヤがスムーズに通過できるよう、なめらかな曲線(R:アール)を作ります。切り立った急な壁にせず、すり鉢状・滑り台状に面を整えるのがポイントです。
ステップ④:水撒きと強力な「転圧」
ここが一番重要な工程です! 土を盛っただけでは走った瞬間にタイヤが埋まり、コブが崩れてしまいます。
1. 水をたっぷりと撒く
2. タコ(足踏みや重り)でドスドスと土を叩き固める
3. 表面が締まるまで「盛る→水撒き→叩く」を繰り返す
しっかり転圧されたパンプトラックは、固いカチカチの路面になり、雨でも崩れにくくなります。
3. 長持ちさせるメンテナンスと水はけ対策
土で作るパンプトラックの天敵は「雨」と「水たまり」です。
・水はけ(水抜き)の溝を作る:コブとコブの間の低い部分(ボトム)に水が溜まらないよう、外側に向けた傾斜や小さな水抜き溝を掘っておきます。
・定期的な補修:走っているうちに削れた部分は、湿った土を補充して叩き固めることで、いつでもベストな状態をキープできます。
4. パンプトラックで身につくライディングスキル
パンプトラックで身体の使い方が分かってくると、MTBやBMXのライディングが激変します!
・プッシュ(押し出し):コブの下り面で車体を地面に押し付け、加速を得る技術
・プル(引き上げ):コブの上り面で車体を軽く浮かせ、減速を防ぐ技術 ペダルを漕がずに前進できるようになると、トレイルやパンプトラックコースでの走りが圧倒的にスムーズになります。
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まとめ:園芸感覚でまずは1つのコブから作ってみよう!
パンプトラック作りは、まるで土いじりや園芸のような楽しさがあります。最初から巨大なコースを作ろうとせず、まずは「高さ30cmの小さなコブを1つ作ってみる」ところからスタートしてみてください。
子どもと一緒に土を叩いてコースを作り、自分で作ったコースを走る体験は最高の思い出になりますよ!
DIY制作の記録や木製パンプトラックの制作例についても別記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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