スキルアップトレーニング
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ブリット野口です。
トレーニングは「目的と手段と方法」を考え、取り組むと、継続できます。階段を一つずつ上がっていくと、その先に新しい世界があります。
<目的> 自分自身の身体を自由自在に操れるようになること。
<手段> 自転車のスキルアップには、3軸で取り組むと効果が高い。
➀インドア:フィジカルのベースアップ、ペダリングのスキルアップ、メンタルの強化
②マウンテンバイク、シクロクロス:バイクコントロール、瞬発力、心肺機能の向上
➂ロードバイク:スタミナの向上(長時間、ゆっくり、遠くまで)
◆フィジカルのベースアップ
身体の動きは複雑であり、各部分の動きを分解して、各々の動きをレベルアップさせる。再度、組立し、連動させて、速く、強く、動くように出来れば、パフォーマンスはアップする。
◆ペダリングのスキルアップ
片足ペダリングや高回転ケイデンスなど、力を抜いて回転を維持するスキルを身につける。高回転を維持できるようになれば、次に、正しい引き足のタイミングを身につける。ペダリング効率を考える。スキル習得のメリットは、正しいフォームで故障を減らすことができる。足の動きを視覚で確認できるローラー台を使ったインドアトレーニングがオススメ。
◆メンタルの強化
ローラー台は逃げ道がないので休むことができない。メニューを繰り返し、データを採取し、管理する。「成長、停滞、衰退」のメカニズムを分析し「計画、行動、検証、改善」を繰り返す。ゆるやかな成長を目指すことで、時間とともにメンタルも強化されていく。筋トレ、ダイエットも同じ考え。
◆バイクコントロールの習得
マウンテンバイクを使うと効率が良い。ダート(滑る路面)で「トラクションコントロール」「グリップが失われる感覚」を学ぶ。ペダル、ハンドル、タイヤから伝わってくる動きに反応し、瞬時に調整できる能力を身につける。
◆瞬発力、心肺機能の向上
冬場に開催されるシクロクロス。泥濘、シケイン、直線が短く、コーナーが多い。平坦なコースはスピードが出ない。トラクションをかけてペダルを踏み続けなければ失速する。30~60分間、とにかく、ペダルを踏んで前へ進む。休む暇はなく、ゴール直前はスプリント勝負。瞬発力、心肺機能の強化には、シクロクロスにエントリーすると効率が良い。ちなみに、入門クラスはマウンテンバイク、クロスバイクでも参加できる。
◆スタミナの向上
ゆっくり、遠くまで、長い時間をロードバイクで走る。ペダリング、フォームが身に付いていれば、力を抜いても速度を維持でき、少ない力で、長時間、遠くまで、走ることができる。
◆ブレーキを使わないで走る練習
ライントレース、トラクションなど、ブレーキングなしで走り抜ける。パンプトラックのバンクを使うと安全に学ぶことができる。
次回、動画で紹介します。
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